マイナンバー実務検定とマイナンバー保護士の差異と特徴
マイナンバー実務検定の1・2級は、いわゆる「マイナンバー法」及び「ガイドライン」に関する高い知識、そしてマイナンバー制度におけるマイナンバーの取扱実務の知識を求めています。
これに対し、マイナンバー保護士は、法・制度に精通することはもとより、実務に於いて、厳正に業務が遂行され、法を逸脱した行為が行われないように、担当者を指導する業務となります。
同時に、マイナンバー保護士は従業員等から取得したマイナンバーの保管にあたって、マイナンバーの記載文書を金庫に入れるなどの「物理的セキュリティ」、不正アクセスや人的ミス等で漏洩しない「技術的セキュリティ」を施さなければなりません。
また「組織的安全管理措置」を強化して組織体制を整備すること、「人的安全管理措置」といわれる教育や担当者の指導も極めて重要です。
マイナンバー保護士認定試験ではこれらの安全管理措置業務が重要なテーマとなっています。
課題1 | (課題1) マイナンバー法の理解 |
番号利用法の背景・概要 | 40問程度(70%以上) |
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総則 | |||
個人番号 | |||
個人番号カード | |||
特定個人情報の提供 | |||
特定個人情報の保護 | |||
特定個人情報の取扱いに関する監督等 | |||
機構処理事務の実施に関する措置 | |||
法人番号 | |||
雑則・罰則 | |||
課題2 | (課題2‐1) マイナンバー制度の実務 |
従業員とマイナンバー | 50問程度(70%以上) |
企業取引とマイナンバー | |||
個人事業主とマイナンバー | |||
銀行・証券会社とマイナンバー | |||
不動産取引とマイナンバー | |||
その他の事業者とマイナンバー | |||
個人とマイナンバー | |||
マイナンバーカードの利活用 | |||
(課題2‐2) マイナンバーの安全管理措置 |
マイナンバー利用における脅威 | ||
安全管理措置の検討手順 | |||
基本方針・取扱規定の策定 | |||
マイナンバーの組織的安全管理措置 | |||
マイナンバーの人的安全管理措置 | |||
マイナンバーの物理的安全管理措置 | |||
マイナンバーの技術的安全管理措置 | |||
特定個人情報の漏えい時の対応 | |||
制限時間:150分 合格基準:課題1 課題2 各70%以上の正答 |
試験日程
マイナンバー保護士認定試験
回数 | 試験実施日 | 開催地域(実施会場については詳細をご覧ください) |
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第9回 | 令和6年6月23日(日) ≪申込期間:11月15日(水)~5月16日(木)≫ |
東京・名古屋・大阪・オンライン受験・CBT受験 |
受験料/11,000円(税込)
受験資格/特になし